


技能実習生送出国として
最も注目を集めているフィリピン
海外出稼ぎ大国のフィリピンでは、就労先として日本も人気です。日本の文化に親しみがあることや、高い賃金に魅力を感じ、日本を選ぶ人が多いようです。同様に、技能実習生としての就労先にも日本は人気です。
ここでは、技能実習におけるフィリピン人の特徴について紹介していきます。
フィリピン人
技能実習生の特徴
Feature
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特徴 その1
費用面の負担が軽く失踪率が低い
他の国では、技能実習生の募集と日本語教育を行う送出し機関に対して、技能実習生本人が借金をしてその費用を支払うことが一般的です。しかしフィリピンでは、送出し機関への費用を技能実習生が支払うことは禁じられており、その費用は日本の受入れ企業が負担することになっています。
他国の技能実習生に比べて借金が少なく、加えてMWO(フィリピン移住労働省の出先機関)などが労働者保護を行なっていることが、失踪率の低さに繋がっていると考えられます。 -
特徴 その2
明るい性格で場を和ませる
フィリピン人は明るくおおらかな人が多く、技能実習生として来日する人も例外ではありません。何事にもポジティブで前向きに取り組み、失敗ごとに対しても寛容に対応することができる国民性があります。
職場でも笑顔をふりまく実習生が多く、その明るい性格で場を和ませてくれるでしょう。職場では不安を多く抱え込みがちな日本人と相性が良いのかもしれません。 -
特徴 その3
英語でコミュニケーションがとれる
フィリピンでは国民の95%以上の人が英語を話すとされています。日本語だけのコミュニケーションが難しい場合でも、簡単な英語を話したり、英単語を交えて話すことで、意思疎通をはかることができます。
また、英語以外にもタガログ語・ビサヤ語などマルチリンガルな人が多く語学力に秀でています。語学を学ぶ基礎ができているので日本語の上達スピードも速いと言われています。
受け入れる際のポイント
Point
ポイント その1

人前で叱らない
フィリピン人は叱られることに慣れておらず、特に人前で叱られると人格を否定されたような気分になり、実習へのモチベーションに影響する可能性があります。
実習を行う上で叱らなければならないことがあるかもしれませんが、その際は個別に呼び出して注意するようにしましょう。
また、全体に周知しなければならないことがある場合は、
決して誰かを名指しで注意することなく、優しい口調で伝えましょう。
ポイント その2

時間、お金の管理に注意
フィリピン人は時間やお金にルーズな点が多少あるため、規則正しいことが当たり前の日本では、お互い最初は戸惑うかもしれません。
フィリピン人技能実習生が遅刻や金銭トラブルばかり起こしているということはありませんが、入国直後は特に注意が必要です。入国後講習では日本語の教育に加えて、基本的なルール指導なども行うため、ご安心ください。監理団体の職員とともに、日本のルールやマナーにしたがって行動するように指導して、良い関係を築きましょう。
受入れの流れ
Flow


フィリピン人技能実習生の受入れは、他の国と同じように配属まで約7~8ヶ月程度を要します。実際に面接を行い受け入れる実習生を決定した後、弊組合にて順次申請を進めて参ります。その間、フィリピン側では技能実習生に約4か月間の日本語教育を実施します。さらに実際に入国した後も、入国後講習で1ヶ月間の教育を受けるため、企業さまは安心して配属を迎えられるのではないでしょうか。
最後に
借金額が少なく失踪率が低いこと、明るい性格で場を和ませること、英語を話せることなどから、
フィリピン人技能実習生を受け入れる企業さまが増加しています。
協同組合エントラーダはフィリピン人技能実習生に特化した監理団体として、多くの支援を行っています。
フィリピン人技能実習生の受入をご検討されているかたは、お気軽にお問い合わせください。